井上千鶴の言葉

井上千鶴のことば

桜を見る会

2019年も1ケ月を残すばかりになりました。
何と1年が早い事か、年を重ねる毎にそのような思いが募るのは、相当、年老いた証拠なのでしょう。
年初めには、新事業の夢を語り会社を設立し、月に1~2回の会議を重ねていますが、まだまだ、
その歩みは遅く自身の考える事、やるべき事の多さに難航しています。
とは言うものの、一歩ずつ前に向かっている事は確かです。その思いと力を貸してくださる方々を頼みに
これからも着実に進んで行こうと思いを新たにしました。
それにしても、この所、国政をそっちのけで「桜を見る会」の事が新聞紙面をにぎわしています。
日本人にとって桜の花は、” 西行 ” のみならず誰もが好きなという表現にとどまらない、特別な
存在ではないでしょうか。にもかかわらず、「桜の花を見る」事によせて、人のプライドをくすぐり、
参加する事が社会的な信用や人気のバロメーターに使われているとは、何と不遜な事でしょう。
嘆かわしい事です。
人と人とを差別すると、そのような事は決して良くない事だと子供でも解っている事です。それを、
権力を持つ人が率先するような事をして本当に良いのでしょうか、考えてしまいます。
桜の花も決して喜んでいるとは、思いません。
これから12月、1月と行事の多い季節です。風邪も流行っています。ぎゅっ と体をちぢこめながらも、
この寒さの中で春を待つ用意をしている「こぶし」木蓮の花を芽を見ながら、季節の移り変わりを
楽しみたいものです。




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