井上千鶴の言葉

井上千鶴のことば

京都グラフィー

真夏のような暑さの中、この所、恒例行事となっている

京都グラフィーを見に行きました。

この催しの趣旨等は、私自身理解していないのですが、

取りあえず「写真」を京都市中の寺院や町家、ギャラリー

ミュージアム等、30ヶ所余りの所で展示されています。

各々、その場所に合うような展示方法で、多くの方々が、

廻り見て歩きます。

重文の町家にアート感いっぱいのモノクロームの写真が

空間を生かしながら、展示されていたり、ギャラリーの

展示物の中に写真が置かれていたり、又、庭園美術館

(重森三玲 邸)の庭園や茶室を背景に写真を展示したりと

その趣向は様々なものです。

作家も海外の方々も多く、又、物故者の方々の作品を

使った企画も多数有ります。

見て廻る人達の年齢も若者が中心で私のような年配の人は、

少数派です。いろいろな展覧会を見に行く中で、初めての

経験です。

写真アートあるいはアート作品、現代美術というジャンルは

若者の物なのでしょうか。今まで、そんな思いを余りした事が

ないのですが、写真グラフィーを見る限り、そのように思え

ました。海外の美術館等に行くと若者から年配者まで、

まんべんなく、入っているのに日本では何故か年配の方々が

多いというのは不思議な事なのですが、今回の写真アート企画は

男女共に年令が低いという事は喜ばしい事なのでしょうか。

ただ、作品の質については、少し理解に苦しむ物や表現方法が

もう一つな物等があったり、所謂、ストレートフォトの力強い

作品や、訴えかける作品等は皆無で、何故そういう物が

排除されているのか(それはアートとは言えないと思って

いるのか?)という思いを私自身は持ちました。

博道と一緒に見に行っていたら彼は、どういうのか、聞きたい

とも思いました。自問自答しながら、6ヶ所ばかりを見て廻り

ました。

それにしても、このような大規模な企画が、京都市中で、有名な

スポンサーが名を列ね多くの人達が参加、回覧するこの力強さは、

さすが京都パワーだと感心し、同時に奈良でするとしたら、

どのような企画で出来るのだろうか、いや、博道が居ればまだしも、

今の私の力ではどうにもならないとも思いながら帰路につきました。




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