井上千鶴の言葉

井上千鶴のことば

3月3日 贈る花、楽しむ花

昨日より又寒さがぶり返し、真冬のような朝でした。

昨年秋から博道へのお見舞や12月12日に他界してからは、お供花の胡蝶蘭やシンピジュームの鉢物やアレンジのお花等を沢山頂戴しました。

冬ということもあり1ヵ月余りも長持ちし霊前を飾ってくれました。

枯れた胡蝶蘭を廃棄する時、先ず大きな針金(支柱)と鉢の中には小口のプラスチック容器に入れられた数個の苗とその下には5㎝角の発泡スチロールのブロックが入っているのを目にします。

もちろんその上には目隠しの為に水苔が置かれているのです。

豪華な美しさその物の胡蝶蘭が、1ヵ月後にはゴミとなって捨てられる。

この時、一つには高価な花が枯れると同時に捨てられてしまう。捨てずに誰でもそれを生かして又、来年花を咲かせる事は出来ないのかという事と、もう一つは豪華な花の中身と見せ方の空しさです。

現代社会の足元の弱さを見せつけるような一事に思えます。

もちろん、私も美しく豪華な胡蝶蘭が以前は好きでした。

しかし今は少し違います。

上記のような事を思った時、贈るお花は生き生きとした切り花を適量贈る事が一番良いのではないでしょうか。

あるいは鉢植えの花でもしっかりと土の入ったそのまま何年も楽しめる物を贈るのが良いと思いました。

そういう事を考え出すと花屋さんで扱う画一的な顔をした花(栽培されたもの)よりは、野山や家の庭であるがままに咲いている花が一番可憐で表情が楽しめて且つ長持ちするという所に行きつくのですが、それはちょっと言い過ぎかもしれませんが供えられた博道は、私よりもずっとお花の好きな人でした。

こんな私の考え方をどのように思って見ているのでしょうか。

聞いてみると多分「うん、そうやなー、お花可愛相やなぁ」と言うのではないでしょうか。

 




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